キスの意味あい。 ある日授業で挨拶の話になって、キスはどんな時にするか?ということになった。日本人は恋人同士 でしかしないというと、すべての国の人が驚いた。両親や兄弟、友人に決してしないというのは、理 解しがたいことらしい。中国人の女の子だけは、頷いていた。ブラジルでは、友人を紹介されたときや 、初めて紹介された人にはキスを頬に3回する(肌を合わせる程度)のが、普通なんだそうだ。しかし、 留学生たちは各国の文化の違いを理解しているので、日本人にいきなりキスしてくる人は、珍しい。 I will call you tomorrow!の意味。 男の子の友人が出来、その人は友達以上〜恋人未満のとき。次にいつ会うか?ということになって、 I will call you tomorrow!と相手が言って、私は律義に次の日、うきうきして待っていると、電話してこ ない!大抵は2〜3日中にはしてくるけど、Tomorrowの意味あいは、「すぐ近いうち」を意味している と納得するまで、私はいつもがっくりしていた。だってその人にとって一体私はどんな存在??と自問 自答している段階で、電話をしてこないとがっくりくるでしょ? 褒め称える外国人。 好きになった人が、日本人以外の人のとき、私はいつもスッごい美人になっていた。やたらと誉めてく れるので、自分でも勘違いしてしまいそう・・・。日本にいるとき、私は彼にけなされていた。痩せろとか、 気が利かないとか。でもロンドンでは、そんなことはないのだ! 日本にいたら、中肉・小人サイズの私も こちらではスリムと言うことになってしまう。外国人が日本人やアジア人を見れば、大抵スリムに 見えるのかもしれない・・・。実際、イギリス人はお尻がおっきくて背も高いし、日本人より太目の人が 多いのは確か。(食生活もいかにも太りそうなものを好むから、太って当たり前とは思う。) 外国人と恋愛をする。(ガールフレンドになるまで。) せっかくイギリスに来たんだから、できればイギリス人の彼が欲しい。でも日本にいたって彼を作る のは簡単なことてはない私にとって、言葉の通じない人と付き合うのは、可能であるのだろうか?? コレはロンドンにいた頃に日本人の間でよく話題になった。 こちらの人は一晩過ごすまでは、恐ろしく連絡してきて優しいことを言ってくるが、いったんことが起こると、 すーっとトーンダウンしてしまうケースが多々。(人によるだろうけど、一般論。) 出会った時、一目見て好感を持ったらとりあえず一晩過ごしてみる。 そしてその後で自分に合うか考える。 と、いう人も中にはいるのですよ。 テレビ番組に、「ブラインドデート」という番組があります。恋人を探す依頼者(1人)が、ブラインド越しにいる 相手の姿を見ずにまずは質問したりして、話の印象で3人の中から相手を選ぶ。 そして、そのまま選んだ人と旅行に行く。 大抵、ケンカして帰ってきて破談。(あれは番組の意図でもあるんでしょうけど。) しかしコレが許されるのは、イギリスの恋愛に対する世間一般の認識が、「付き合ってみて別れてもよし!」 と、されているからでありましょう。 日本だったら、何て軽はずみな! 出会ったばかりの人と海外なんて、行けるわけ無い! と、おじさま・おば様から非難ゴーゴーでしょう。 日本人見たく、白黒はっきりさせない人種とは違って、イエスかノーか!という発想の人達と恋愛したら、 恋の駆け引きもありゃしない!それに加えて、 日本にいたら「曖昧な言葉のやり取り」や「どっちつかずの態度」は出来るとしても、イギリスでは無理!です。 それは英語が話せないから・・・。相手の心情もいまいちつかめないまま、どうやって恋の駆け引きが出来ましょうか?? どうやって「どっちつかずの態度」を英語で表せましょうか?? 日本人の男の子と違ってイギリス人は好きなら「I LOVE YOU」と迷いも無く言ってくるし、「好きです!」 という態度がわかりやすいので、後はこちらが向こうの本気度ぐあいを見極めるしかないんでしょうかね〜。 イギリス人の男の子と話していた時、彼は「高校生の時付き合っていた子を愛していた!」と言った。 「愛していた〜????」言いますか、普通・・・。日本人なら一生言わないかもしれないこの言葉。 ティーンエイジャーの恋にも「LOVE」を使えてしまうイギリス人。 結婚しても「愛してる」と言わない日本人。 LONE=愛してる。 この考え方自体、間違っているのでしょうか?それとも日本人がシャイなだけなのでしょうか? イギリス人と付き合う *一般論* 驚く無かれ、イギリス人は特別なガールフレンドが出来た場合や結婚した後、他の人とは性行為をしない と言うのが普通と、ちゃんと考えてるらしい。(現実はしらないけど。) 日本のサラリーマンのように新入社員の歓迎会と言う理由でキャバクラに行くなんて、考えられない行動らしい。 キリスト教だからなのかはよくわかんないけど、建前的には日本より人道的な社会。 男社会が日本ほどないのだと思う。日本は風俗店もいっぱいあるし、「男性は、ばれなきゃ浮気してもいい」 と言う考えが男女間で暗黙の了解みたくなってる節がある。イギリス人男性はそれは許されないことと 認識している。だから堂々と風俗店にも行かないし、浮気もけっこうしないらしい。(って友人は言ってた。) テレビドラマにみるイギリス人女性 イギリスの長寿番組に一つに「イーストエンダーズ」という連続ドラマがある。これはロンドンの下町、一般 市民の話を永遠と何十年もなっている物。イギリス人は皮肉を言いつつも、毎日見ている人が多い。 この間の話。ある10代の女の子Aが彼女のいる同世代の男の子をずっと片思いしていた。 ある日2人は話の流れで濃厚なキスをしてしまう。でも彼は付き合っている彼女Bのことが好きで、キスはタダの その場の流れでつい、って感じ。 普通ここまでなら日本でもあるし、日本人なら「彼は私のこと好きなのかな???」とか期待するくらいでしょ。 その後イギリス人の女の子Aは勝手に自分はもう彼の彼女になったように勘違いし、浮かれている。 (注:彼はな〜にも言っていない。)そして彼が「あれは僕の間違いだった、ごめん。」と告げると暴れだした。 「なんて人なの!!」「ひどすぎる!!」と言って泣いて泣きわめいてしまう。 日本人ならこうなるかな〜って思った。だってこっちが片思いしてるって分かってたわけだし、好きな人に あそこまで強く言い返せない(私なら・・。)つよ〜い!!と言う印象を受けました。 一緒に見ていた同居人に、何で彼女はあそこまで怒るの??と聞くと、 「さあね〜、キスしたからでしょ。」 と、あっさり言っていた。 結構イギリス人女性は純情なのでは?と思った。話に出てくるほかの登場人物もとっても古風で、素直。 自分の意志はしっかり口に出して、強いけど。 男にはくれぐれも気をつけよう・・・。 日本人がなぜもてるのか?小さくて、おとなしく、料理・洗濯は男のためにする。はっきり 自己主張しな い。結構都合のいい女って見られてるから、って気がする。体だけってことも多々ある。妊娠してしまっても 結婚迫るとも思えない。日本人の女の子は日本で手厚い扱いを受けているので、自分を守る手段を知らな いし、守ろうとしない。妊娠してしまったらどうしようと、真剣に考えていないし、相手がどうにかしてくれると どこかで思っている。 そして大きな問題は、私たちは留学生であり、いつかは日本に帰ると相手はわかって付き合おうとしていること。 それは裏を返せば、何をしても逃げてしまえば大丈夫。相手は異国の知らない他人。ひどいことをしても自分の 友人や家族に非難されるわけではないし、黙ってれば絶対何をしてるかなんてばれない。 これはとても怖いことです。日本でなら絶対こんなひどいこと起きない!ということが、多々発生するからです。 悪い男の度合いが日本とは違います。 ちゃんとした人と恋愛していればいいけど、かなりの割合で、変な人に出会う確立があるので自己防衛をしっかり しなければと、自分に言い聞かせる今日この頃。 イギリス人の結婚観 離婚率50%のイギリス。そして子供を作った後でも離婚してしまう。我慢して結婚生活続けるより、 別れて、お互いの好きな人生過ごした方がいいと考えるのであろうか?シングルマザーに対するイギ リスの社会保障はしっかりしていて、離婚後も子育てしながら社会復帰できるシステムは日本より整って いる。だから離婚もしやすいと言える。世間の目も厳しくなく、認知されている。 離婚することは、後ろめたいことでは全くないらしい。子供も親が離婚していることを、さらりと言ってしまう。 友人の多くに、親が離婚していて後妻に育てられたとか、お父さんが2人いるとか言う話を聞く。 イギリスの多くが結婚の意味あいを失いつつある。結婚する人も減り始めているらしい。 イギリス人の離婚観 離婚する時奥さんは旦那のありとあらゆる物を、奪っていくケースが多くイギリス人男性は結婚すること を慎重にならざるおえない。一文なしになってしまう可能性があるから。なので最近は一緒に住んでも 結婚しないという男女が増えている。 (らしい。) 〜2002年のわたしから〜 この文章は2001年の段階で私が考えたこと、感じたことです。 違う意見を持っている方も沢山いらっしゃるでしょうし、ここで書いたことが100%正しいとも、思っていません。 私が勘違いしていることも沢山あると思います。 2002年の私はまた違う視点から物を見て、同じ文章はもう書けないと思います。 だから、かなり直したいところもあるのですが、このまま残しておいた方が面白いかな・・・。 と思い、直さずに残しておくことにしました。 しつこいようですが、コレがイギリス現実社会の様子だ!とは私は言っていません。 この文章は私が思う、イギリス社会の様子です。 2002年4月 [戻る][ホームに戻る] |
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