お金の管理 2
銀行を活用する
1 チェック (小切手)
イギリスではいまだに小切手が日常的に使われています。
日本にいた頃、私は小切手を使ったことはなかった。私はいくつかの銀行口座は持っていたが、
小切手の用紙を私にくれた銀行は一つもなかった。小切手とは金持ちが使うものとばかり思っていた。
しかし、考えてみると小切手とはとても便利なものです。自分が振込先の名前と金額、そしてサイン
をした小切手を相手の送れば、送金できる。振込先の名前以外には入金されないので安心です。
電子送金がなかった時代、これは安全性の高い送金方法だったのでしょう。


イギリスでは銀行口座を作るとあわせて小切手が束になったものを一冊(チェックブックという)を
郵送してくれる。(この時、ペイイング・ブックも送ってくれる。)
<小切手の使用方法>
小切手には送金先の名前と金額を書き込んだ後、必ず再度確かめてからサインしましょう。
インターネットや電話で買い物をした時に、相手の住所へ送金するのに便利です。
誤って違う人にチェックが郵送されても予め自分で書き込んだ名前の人にしかお金は
振り込めないので安心です。
受け取った人は、その紙を銀行に持っていき、自分の口座へお金を振り込んでもらいます。
また、仕事でお金を相手に支払いたい場合・請求する場合にチェックが利用されます。





2 ペイイング ブック
口座にお金を振り込む場合に使う。第三者が特定の口座にお金を振り込む時にも使われます。
小切手と同様に一冊になって、一枚ずつ切り取れるようになっています。
私がロンドンでフラットシェアとしていた頃、管理人は自分のペイイング・ブックを私達に預け、
月に一回、私達は各自そのペイイング ブックから紙を一枚切り取り、家賃を支払っていました。
紙には金額と自分のサインを書き込むだけ。
それと現金を合わせて銀行に持っていけば、大家の口座へお金が振り込まれます。
(自分のペイイングブックの使い方は、いまだによく把握していません。)





3 ビルディング ソサエティー
銀行とは別だが、銀行業務と同じような事をしている住宅金融機関。
ヨークシャービルディングやブリタニアなどがあります。
アビー・ナショナルはビルディング・ソサエティーから銀行になりました。
銀行より比較的口座が開きやすく、貯蓄口座の利息が高いのが利点。





4 カードでお金を引き出すには
イギリスのキャシュ・マシーンは、一日に250ポンド程度しか引き出せません。
盗難防止のためと思います。それ以上引き出したい場合は、銀行の窓口で証明書を見せる必要が
あります。その時、デビットカードだけではダメで、写真つきのクレジットカードとか免許証もしくは
パスポートが必要となります。




以上のようなお金の仕組みなので、イギリスに来てから現金を持ち歩くことが少なくなりました。





5 郵便局から電信送金する
日本の郵便局から送金が出来ます。現金もしくは郵便口座より電信送金を選べます。
イギリスの銀行口座へ送金する場合、手数料400円+5ポンドです。
一番安いのは、イギリスの郵便口座に送金する方法で、手数料400円のみです。
2003年よりイギリスの郵便口座開設は出来なくなりました。それを引き継いだ銀行が
Alliance Leicester」銀行です。普通口座を開いておけば、日本の郵便局から割り安で送金できる
そうです。近日中に試してみます。

        
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