食べもの雑誌

 

今年から定期購読を始めた天然生活。ファッション雑誌を買うことはほとんどなくなった。

バックナンバーも取り寄せたら、近所の友人との間で話題の「布ナプキン」や「石鹸」の

記事もあって驚いた!イギリスで暮らしていても、私達って日本の話題についていってるっ。

 

天然生活最新号の「パリ季記」を読んでいたら泣きたくなった。私はこのページがとても好き。

猫沢エミさんという方はパリで生活なさっているが、外国で暮らすということ、外国語を話す

ということはイギリスでも同じことなのだろうと思う。異文化の中で暮らし、それに溶け込む

という作業は思った以上に大変なのだ。。自分が生まれてから身につけてきた常識を自分の中

でもう一度構築し直すということは、日本人である自分をいちど脇において、イギリスという

国に根ずく常識を理解し自分のものとして受け入れなくてはならない。

「日本人はそんなことしないのに!」「イギリスはだから嫌なの!」と、言わないために、

イギリス人の考え方・習慣を知ることは、必要不可欠。

それができない人は、イギリス人の行動・発言を理解して一緒に暮らしていくことは難しい。

英語を話すということは、イギリスという国の文化・考え方・習慣を知るということにつな

がるのだろうと、彼女の文章を読んでいたら改めて感じた。

だから、旅行のために英語を使いたいのなら、日本で勉強したって十分なのだと思います。

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クーネルにあった、「ドイツのフライブルグという町では包装ゴミの98%がリサイクルされる」という話。

これはとても希望に満ちた話ですね。



イギリスはヨーロッパの中でリサイクルが遅れています。それに追いつくべく近年、リサイクルに力をいれ

はじめました。カントリーリビングで昔読んだ記事によると、瓶はリサイクルした方がコスト削減もかねる

そうだ。紙はリサイクルすると品質も落ちるし、原料から作るより経費はかかるが、埋立地の管理費を考える

とリサイクルした方がやっぱりコスト削減につながるそうです。プラスチックは衣類などにリサイクルされます。

この記事で面白いと思ったのは、リサイクル=環境問題を改善。善良な市民。

と考えるのではなくて、リサイクルをすることによって一人一人が負担する税金やその他のコストが

削減されて、市民にとって有益なことであると説明付けるのが大切だということ。

そのとおりで、リサイクルする事が「環境問題の改善」「無益な善意」のためだけだったら多くの人は

リサイクルに消極的になる。でもそれが自分達にとって得だとおもえば、誰もが協力的になる。

だから、紙やプラスチック、アルミなどもリサイクルすることによってコスト削減につながるような技術

が必要です。そして最後に一番大切なことは、リサイクルするより再利用することが一番資源を節約する

のに効果的だと言っています。



たとえば牛乳配達でつかう牛乳瓶。あれはガラス瓶を再利用できるけど保管スペースや配達コストなど

の手間がかかる。でもその手間賃にお金を払うのか、スーパーで安い牛乳を買い包装材は再利用するほうが

いいのかは、これから考えていく課題だと思う。

便利じゃないけどゴミの出ない、市場で売られる野菜。割高だけど手間ひまかけて作られたオーガニック食品。

石鹸を使うこと。洗濯して大切に衣類を着続けること。

そういう風な手間のかかる生活にお金を出すのが、これから私達が選ぶ豊かな生き方になるのかもしれません。

 大橋歩さんもスキ。




最近作ったミニクッション

古くなった枕を壊して中に入れました。

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