Aちゃんは、

そうだ、キャロットケーキつくろ〜

と、思い立ち、お菓子の本を見たところ、

レシピにサラダ油250ccと記載されていたので、

だんなさん（イギリス人）に、250CCって250MLのこと？？と、相談する

と、ええー。2.5リットルじゃない？？？という話になりました。

で、それを確かめる為に私に電話してきました。

その時に、お菓子の丸型が一つしかないんだけど、それでスポンジ生地を

焼いて、焼きあがってから二つにスライスしてデコレーションしてもいい

かなぁ・・・？？と、相談されたので、軽く、大丈夫じゃな〜い。

と、答えてしまいました。

（これは間違いで、キャロットケーキは火が通りにくいし、膨らみにくいので

サンドイッチティン二つで焼いた方がいいです。）

さて、

彼女の作ったキャロットケーキ。

全然膨らまず、２枚にスライスするどころの話じゃなくなったので、

ケーキを縦半分に切って2段にしたそうです。

（だから、丸いケーキが出来なかったの〜と言っておりました。）

これね。。私も中学生の頃にやったよ！しかもバレンタインのチョコレート

ケーキを作った時の話でね・・・。

焼いたんだけど全然膨らまなくて、もう一個焼いて上にのせました。

チョコレートクリームを挟んで、表面にも塗った気がするな。

ホールのケーキを箱に入れて、彼（といっても片思い。友人だった。）の家

まで渡しにいきました、かなりずっしり重かったのを覚えています。

あれ、食べごたえあっただろうなぁ・・・。しかも、ホワイトデーにお返しに

ハローキティーのマグカップをくれました！

かなり男前の性格も優しい人だったので、さすが良い男のやることは違うナー

と感心しました。

が、いま、この文章を書いていてはっと気付きました。

あれは、彼のお母様が気を使ってくれて用意してくれたのだと思います。

あんな巨大なずっしりとしたケーキを彼一人で食べきれるはずも無く・・。

15年以上経って、初めて気付いた！！

彼（かなり男前、しかも硬派）が、ハローキティーのマグを買いに行くはずが

ないもんね！ありがとう、お母様。

そういえば、小ぎれいな可愛いお母様でした。

あれ、友人の話からかなりずれました。

続く。