日本にいた時、興味はパンやお菓子ばっかりであんまり和食作らなかった。
今イギリスのど田舎に住み始め、やっぱり食べたいのは和食。とカップラーメン。
てなわけで急に手料理に凝り始めた。
病気になったときはホントに和食が食べたくて食べたくて、日本帰ろうかと思ったくらい。〜本〜
ロンドンにいた頃は、いろいろ材料が買いやすかったので、
日本で使っていた有元葉子さんの本を見て、麻婆豆腐(中華ですな。)やビーフシチュー
(洋食ですね・・。)など作っていた。あとは出前一丁のとんこつ味。
田舎に引っ越してからは日本の食材店は全く無く、醤油がスーパーマーケットで売ってるくらい。
そのうちに日本料理の英語の本を図書館で発見し、どれならこっちの材料ですぐ作れる!!と発見。
私の和食生活、無事スタート。
2011年→ インターネットショッピングが完全に浸透した今。田舎に住んでいても、ロンドンの
日本食材屋さんからネットで注文して、安い配送料で配達してくれます。追跡も出来る個人の配送
会社なので、荷物が届かないなどのトラブルもなし!支払いはデビットカードかクレジットカードで。
〜食材探し〜
いざ日本の料理書を見て作ろうとすると、肉や魚がどれを使ったらいいのか判らない。
いっぱい売ってるんだけど、英語名で考えたことが無かったのでいまいちスーパーマーケットで
判別に苦しみ、見た目が似ているものを買うことにした。
イギリス人の為に書かれた日本料理本は便利で、食材がスーパーマーケットで揃うようにアレンジ
されている。しかも著者が日本人なので、本場日本料理に忠実に書いてある。
外人が書いた本だと、外国風にアレンジされているので日本料理風料理になってしまう。
野菜はかなり揃うのだけど、調味料が揃わない。醤油・みりん・酒・酢・だしなど。
ポーツマスに一軒だけアジア食材を売っている店を発見し、そこでみりん・味噌を購入。
醤油は韓国醤油。
酒 辛口白ワイン(DRY WHITE WINE)
酢 モルトヴィネガー(MOLT VINEGER)
で代用。
さあ、料理。料理。
〜簡単レトルト料理〜
寿司がどうしても食べたくなって、実家から混ぜるだけの寿司ご飯の元を送ってもらった。
日本で使ったこと無かったけど、コンビニ弁当のと同じくらい美味しいです。(知らなかったのは私だけ?)
私はちょー簡単なサラダ風ご飯にして食べてます。
付け合せにセロリのきんぴら風というのが今の定番。これがかなりイギリス人受けが良い。
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ある日の夕飯
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きんぴら風セロリ炒め
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サラダ風すし御飯 |
作り方
1 サラダ風すし御飯
タイ米をたく。米2カップ+沸騰した水2カップで15分弱火でふたをして炊く。(固めのご飯。)
具用にキュウリ+トマトを角切り。茹でた子エビ。用意。
御飯が炊けたらすぐに混ぜ御飯の元を入れて混ぜる。粗熱取れたら、用意した具を飾り海苔を散らす。
モルトヴィネガー+黒胡椒を少し入れても美味しい。
2 きんぴら風セロリ炒め
セロリを4センチ×0.5センチにカット。(4本分)
赤唐辛子1本分細かくカット。クリーンチリでも良い。
ごま油でセロリ+赤唐辛子+砂糖小匙4を1分炒める。
醤油大さじ2入れさらにセロリに味が染みるまで炒める。
おわり。
↑、このレシピを発見した頃はものめずらしかったのに、10年後に今では日本でもセロリのきんぴらって
作るみたいだよね。
〜今日の夕飯〜
同居人は御飯好き。御飯といってもタイのロングライスです。
これは料理の仕方によって美味しいです。サラダ感覚でいろいろ作ると良いみたいです。
イギリス人は味の無い御飯は食べれません。(私の知る限り。)チャーハンとかカレーとかは
食べれても、御飯におかずという日本チックな組み合わせは苦手。御飯はあくまでサラダ感覚。
そこで私があみ出したのは、サラダ風寿司御飯。これはイギリス人大好きです。ロングライスには
この方が合う事も確か。カレーにチャーハン・サラダ御飯。ロングライス研究家になりつつある私。
イギリスに来てから使い始めた物
〜調味料〜
ただいまイギリスでは日本料理が注目されています。タイ料理ほどではないけど、
料理番組にも日本料理をアレンジした物がたまに出てきます。ロンドンに行けば寿司バーも
沢山あります。
私の好きなナイジェラが「本だし」の箱を冷蔵庫に入れていて、なんか笑えた。
真面目な顔して、「これはとっても良い!」と言っていた。ナイジェラは日本料理が好きらしく
著書にもごまダレや日本の料理がヘルシー料理の項目に載っている。
私の好きなアジア調味料に韓国の醤油があります。韓国人の友人が使っていて、刺身醤油
みたいだな〜と思ったのが第一印象です。日本の醤油の半額で売っています。
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アジアの食材
調味料はいろいろ売って
います。特に東南アジア
の物は豊富。
みりんや酒は中華食材店。
豆腐は日本食材店しか
置いていない。 |
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〜トウバンジャン〜
これはとにかく使えます。一家に1瓶!!
辛い物が好きな人なら、キュウリにつけたり御飯にちょっと乗せたり、チャーハンに入れたり
と何でもあり!
何故かアジアの食材屋さんに行くと、日本の食材は高いのに韓国や中国の食材はやたら安く
売っている。だから日本では買ったこと無かった未知の食材を買って、いろいろ試している。
〜テンメンジャン〜
前は栗原はるみさんのレシピで手作りしていたけど、中華食材店に行くと、一瓶1ポンドちょっとで買える
コトを発見。炒め物に豆板醤とあわせて味付けするとおいしい。豚肉にあう。
シンプルに、キュウリなどをスティック状にきって、ディップ風の付け合せにしてもおいしい。
〜イギリスのマヨネーズ+醤油〜
イギリス人が感動していた。
唐揚げを作った日に、ディップとして出したら「美味い美味い」言ってがつがつ食べてた。
マヨネーズは日本のやつは今ロンドンで買うと500円ぐらいします。以前はもう少し安かった
のですが卵の製品の輸入は禁止なんですね。ホントは。今年の夏にとうとうイギリス政府に見つかり
輸入できなくなったらしいです。なので今売っているのはイギリス最後の日本製マヨ。
私はマヨラーではないので、イギリスのマヨネーズで満足しています。
酢の味が少しきつくてクリーミーな感じ。日本の物とは全然違います。でもこれはイギリス料理
にはやっぱり合います。
〜ローズマリー〜
これはジェイミーオリバーが好んで使う食材。この前は蒸した玉ねぎ(皮むいただけ)をベーコンで
巻き、ローズマリーを留め金代わりにブッ刺していた。
見た目は綺麗だった。彼はビーフをローストするときに乗せたり、とにかく使う。
ハーブが安いのでいろいろ使いたいんだけどいまいち、経験不足・・。
2011年→イギリス料理も大分変わり、
いまでは、生のハーブが鉢植えでスーパーにいっぱいあるし、イタリア、地中海料理をする人も多いので
ハーブの需要はかなり増えたんじゃないでしょうか。
生姜とニンニクを炒め物や肉料理に使うことも、浸透してきました。
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